



きぎさんに献上したどろぼう絵
コルネーリア・フンケ作「どろぼうの神さま」よりスキピオとプロスパー。
読んだら描くよ!と約束してたので快気祝いにさしあげました〜
脅し取られたわけではないです、多分(笑)
このお話を読んで、すごく子供のころの気持ちとかはがゆさとか
色々思い出したんですが、同時にアクセル・ハッケの
「ちいさなちいさな王様」を思い出しました。
「早く大人に」「子供のころに戻りたい」という気持ちがどろぼうにあるのなら
王様の方は「老人として生まれ歳を重ねるごとに若返る」のです。
最終的にスキピオが選んだ選択が正しかったのか、私は疑問に思ったんですが
本人があれだけすっきりさっぱりしているのならそれはそれで良いのでしょう。
「子どもはイモ虫、大人はチョウチョ。
それでチョウチョはイモ虫だったときの気もちを、わすれちまうんだ」
(02.9.18 透明水彩絵)
個人的に萌えたのは王様のほうなんですがね、ごめんねきぎさん…(笑)
「王様」では2人の会話が絶妙で好きです。王様がもっと歳をとっていてくれたら!と夢見るくらい。
俺様なちみっこ王様とのんびりとした一人称「僕」のリーマンってよいよ…。
(萌えポイントは63ページあたり…深読みしすぎですか…)
ある日、ふらりと
僕の部屋にあらわれた、
僕の人差し指サイズの
きまぐれな小さな王様
(ちいさなちいさな王様より)