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1巻.セラフィールドの少女 |
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「あなたは、 |
フィリエルが北の果ての天文台に住む偏屈な天文学者の父、
ディー博士から母の形見(らしき)首飾りを渡された時から世界は動き出した。 それまでは人もほとんどいないような高地(荒れ野)で暮らしていた平凡な少女だったが、 女王生誕祝祭日のその日、ルアルゴー伯爵主催の一大パーティに胸踊らせ参加する。 その胸元に父から渡された首飾りをつけて。 女王候補とうわさのある伯爵家のお嬢様を一目見ようと友人と二人、 ホールの奥へ奥へと進んでいくフィリエル。 その奥にある出会いと、過去と、首飾りの意味を知ることも無く… |
2巻.秘密の花園 |
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「あたしの言うことの どこがまちがっているのよ。 もう1回してみる?」 「してみる」 |
ルーンを蛇の杖から守るために、伯爵と契約したフィリエルは(紆余曲折の末)修道院付属女学校に送り込まれることになった。しかし若き乙女たちの聖なる花園と思われていたその学園は、女王の国、グラールの縮図ともいうべき特異な空間だった。生徒会が支配する学園、孤立するフィリエル、潜入したルーンの存在、ささやかれる秘密、知らぬ間に伸ばされる別勢力からの誘い。そして起こる事件とは… |
3巻.薔薇の名前 |
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「わたくしを切り離そうとした ことが、そもそもの まちがいだったということを、 彼にも思いきり わからせてやります」 |
光り輝く王宮ハイラグリオンでは華やかな宴が夜毎繰り広げられる。アデイルら伯爵一行は正式に女王候補の名乗りをあげるため王宮へあがった。フィリエルは女王候補アデイルの友人として、ルーンはチェスマスター候補生として王立研究所に。様々な思惑が水面下でうごめく中、フィリエルとルーンはそれぞれの道を選択しなければならない局面にさらされる。そして… |
4巻.世界のかなたの森 |
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「君のいない世界というのは、 謎をとくだけの価値も ないんだよ」 |
ルーンに去られたフィリエルは、竜退治に向かうアデイルの義兄ユーシスを守るべくハイラグリオンを離れ、その道中オーガスタ王女からユニコーンの子を託される。「世界の鍵を握るのはユニコーンを動かせる人」と王女は語り、その昔ディー博士は「竜は世界の鍵となる」と語った。その謎を抱えたまま、ようやくフィリエルはユーシス一行に追い付く。竜退治に同行し、竜騎士達が竜を倒したと思った瞬間… |
5巻.闇の左手 |
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「フィリエルは
ぼくがもらう。 こればっかりはゆずれない」 |
ディー博士も研究していた「世界の果ての壁」の謎を追うルーンとフィリエル、そして竜退治を続けるユーシス。しかし彼らが南の果ての土地で見たものは予期せぬ侵略者、ブリギオンの帝国軍だった。否応無しに戦争に巻き込まれ、グラールの危機にフィリエルは女王に直接進言しようと森の神殿へと向かう。ついに明かされる創世の秘密とは… |
ここまでが本編。以下外伝。 |
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外伝1巻.金の糸紡げば |
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荒野をわたる風が秋を告げる頃、天文学者の父と暮らす少女の前に不思議な少年が現れた。平穏な世界を揺り動かす突然の闖入者。ひとり己の殻にこむる少年、ルーンに少女はとまどう。だが、聖家族を祝う冬至祭の夜、閉ざされた心の扉が開き始めた…幼い二人の運命の出会いを描く四つの季節の物語(西魔女外伝1巻裏表紙の文より) |
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外伝2巻.銀の鳥プラチナの鳥 |
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すみません、以下のあらすじは信用しない方がいいかも… |
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外伝3巻.真昼の星迷走 |
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【外伝といいつつ本編の続編】全てが一件落着したと思われていた、影で起こった問題。異端審問官に襲われたヘルメス党、フィリエルに告げられる「火の鳥の羽」の試練。ルーンのため、親しい人たちのためその試練を(嫌々)受けるフィリエル。そして何故かいきなり降り掛かる埋葬・出産・子育て…「別れたときは、あたしもこういうことになるなんて、ちっとも知らなかったくらいですから」。一方賢者の思うがままに別行動しているルーンもまたピンチに!「わたしは善良ですが、最終的にはあなたを殺すでしょう」と告げるバード。危機から逃れたと思ったルーンだが今度は貞操の危機が待ち受けていた。 |