SFC版
- 「ミラルドか?茶ならそこのテーブルに置いといてくれ。」
「あの、クラースさんですか?」
「ん?
- そうだが。『お嬢ちゃん』何か用か?」
「クラースさんのマジツの力を貸して欲しいんです」
「マジツ?ああ、魔術の受講者か。なら奥のミラルドに言ってくれ。 - 受講料は10万ガルド、前金だ」
「え?お金?そんなには…」
「それじゃダメだ。出直しておいで、お嬢ちゃん」
「……その呼び方、やめて下さい」
「すまないね。何しろまだ君の名前を知らないもので。初対面だと思ったのは私の勘違いか?」
「あ!わ、私。ミントと言います。こちらはクレスさん…」
「ダオスを倒すためにマジュツが必要なんです。力を貸してもらえませんか?」
「ダオスを…?本気か?
- ふん、呪文をタダで覚えるための口実にしては大風呂敷すぎると思うがな」
「なっ!」
- 「そんな!」
「クラース!そんな言い方はないんじゃない!?」
「ミラルド!」
「まったくもう!どうしてあなたはそうぶっきらぼうでがさつで思いやりがないの?
- 初対面の人でしょ?あなたを頼って来てるんでしょ?もう少し優しくできないの?ほんっとにばかばかばか!もうっ!」
「ごめんなさいね。あの人精神的に子供なの。
- あんな人じゃなくてもっと頼りになる人を私が紹介してあげるわ。
- あ・ん・な・人・じゃなくてね」
「な!おいっあんな人とはなんだ!!あんな人とは!!!」
「悪い?頼りにならない人に向かって言って」
「ならないわけないだろ!この辺じゃオレ以外に誰がいる!?」
「あら、わかってるじゃない」
「く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
---(このあと、クレス達のいきさつを聞く)---
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PS版
- 「ミラルドか?」
- 「茶ならそこのテーブルに置いておいてくれないか。」
- .
- 「あの、あなたがクラースさんでしょうか?」
- .
- 「ん?」
- 「そうだが…」
- 「この私に何の用かな?“お嬢ちゃん”…」
- .
- 「クラースさんの魔術の知識を教えていただきたいのです」
- .
- 「魔術?」
- 「ああ、魔術学の受講希望者か」
- 「ならば奥のミラルドにそう言ってくれ」
- 「受講料は前金で2万ガルド」
- .
- 「え?お金?そんなには…」
- .
- 「それでは、教えるわけにはいかないな」
- 「出直しておいで、お嬢ちゃん」
- .
- 「……その呼び方はやめて下さい」
- .
- 「すまないね」
- 「何しろまだ君の名前を知らないものでな」
- 「初対面だと思ったのは私の勘違いか?」
- 「あ!す、すみません」
- 「私はミント=アドネードと申します」
- 「こちらはクレスさん」
- .
- 「クラースさん、僕達には魔術がどうしても必要なんです!」
- 「ダオスを倒すために!」
- .
- 「ダオスを倒すだと?」
- 「本気か?」
- 「ふん、魔術についてタダで学ぼうという口実にしては大風呂敷すぎると思うがな」
- .
- 「なっ!」
- 「そんな!」
- .
- 「クラース!」
- 「そんな言い方はないでしょ!?」
- .
- 「ミラルド!」
- .「まったくもう!」
- 「どうしてあなたはそうぶっきらぼうでがさつで思いやりがないの?」
- 「初対面の人でしょ?」
- 「あなたを頼って来てるんでしょ?」
- 「もう少し優しくできないの?」
- 「ほんっとにばかばかばか!」
- 「もうっ!」
- .
- 「ごめんなさいね」
- 「この人精神的に子供なの」
- 「そうだわ!」
- 「こんな人じゃなくてもっと頼りになる人を、私が紹介してあげるわ」
- 「こ・ん・な・人…」
- 「じゃなくてね」
- .
- 「な!」
- 「おいっ!!」
- 「こんな人とはなんだ!!」
- 「こんな人とは!!!」
- .
- 「悪い?」
- 「頼りにならない人になんて、こんな人で十分でしょ!」
- .
- 「頼りにならないとはどういう意味だ!」
- 「この辺じゃ私以外に誰がいるというんだ!?」
- .
- 「あら、わかってるじゃない」
- .
- (何てことだ…)
- .
- (あなたち、もうひとおしよ!)
- .
- ---(このあと、クレス達のいきさつを聞く)---
- .
- 「ミラルド、帽子をとってくれ」
- 「しばらく帰れないかもしれないが…」
- .
- 「私のことなら大丈夫よ」
- 「そうそう、帰ってきたら今考えてる新しいパイを作ってあげるわ」
- .
- 「ならば、それをはげみにがんばるとするか
- それじゃあ行ってくるぞ」
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